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雨あがりの、ひとつ先
作:黒USAGI
雨がやんだ。
石段の下に、マンゴーがひとつ落ちていた。
二匹のミニ黒USAGIが、両側から持ち上げる。
重い。
少し進んで、休む。
そのたび、後ろの群れもいっしょに休んだ。
自販機の灯りを過ぎると、影が三つになった。
運んでいるのは二匹。
マンゴーは、ひとつ。
立ち止まる。
三つ目の影だけが、もう一段のぼった。
二匹は顔を見合わせた。
それから、マンゴーを少し前に差し出した。
影も、少し戻ってきた。
朝になると、マンゴーはなくなっていた。
石段には、小さな足あとが三列。
どの列も、途中で寄り道をしていた。
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